大腿の外側には「腸脛靭帯」という大きな靭帯があります。いろいろな運動で炎症を起こしますが、長距離ランナーなどの膝の屈伸を繰り返すことが多いスポーツによく発生します。
また、最近は中高年のスポーツも盛んになり、ウオーキングや登山などで起こることがよくみられます。
原因
オーバーユース(膝の屈伸を繰り返す)が最も大きな原因で、膝の屈伸時に大腿骨の外顆と腸脛靭帯が摩擦することで炎症を起こします。
また、腸脛靭帯の緊張、O脚や足の回内傾向などさまざまな要因が考えられます。
症状
膝の屈伸に伴って、膝のやや上の大腿外側に痛みがあります。
治療
オーバーユース(膝の屈伸を繰り返す)が最も大きな原因であるため、膝の屈伸を繰り返す運動を制限することが原則です(どの程度制限するかはケースに応じて異なります)。
フォームなどの使い方の指導を行います。その上で、筋肉・靭帯の緊張緩和、痛みの軽減などを目的に、テーピング、ヒールウエッジや足底板の装着、アイシング(冷却)、低周波治療、温熱療法、マッサージ、ストレッチング、筋力増強訓練などを行っています。