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2021.03.19

小学生に多い『かかとの痛み』

『かかとが痛い、、』と言ったら、骨端症『シーバー病』かもしれません。
シーバー病とは、サッカーや野球などスポーツをしている小学生に多い、踵(かかと)に痛みや腫れが出る疾患です。

①シーバー病を発症しやすい人
・スポーツを盛んに行なっている人
・10歳前後の成長期
・ふくらはぎ〜アキレス腱/足底腱膜の柔軟性が低下している
・足のアライメント(骨や関節の並び)の異常がある人
→扁平足、内反足、外反足

②シーバー病の原因
・成長期の骨は柔らかく、骨の強度が弱い時期です。
腱や筋肉は骨と同じように成長できないのでアキレス腱の柔軟性が低下し、かかとにストレスが溜まる状態になります。
・扁平足・外反足など足のアライメント異常がある人の場合、構造的にもかかとに負担になりやすいため、
シーバー病を発症しやすいです。

治療例 左踵痛(シーバー病)

治療前

左踵痛(シーバー病)

治療後

左踵痛(シーバー病)

荷重位

荷重位

左足首が内側に捻れている、足のアライメント(骨や関節の並び)の異常がありました。
内果後方、アキレス腱〜腓腹筋やヒラメ筋など個々筋肉がスムーズに動けるように筋膜リリース(組織間リリース)を行いました。
治療後、足首の捻れが改善し、つま先立ち時(荷重位)は、足全体に体重をかけることができ踵(かかと)の痛みが軽減しました。