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2019.11.16

成長期に多いケガ②

腸脛靭帯炎
(病態)
大腿筋膜張筋は膝の近くでは丈夫な筋膜となって脛骨に付着します。この筋膜と大腿骨外側の突出(上顆)が摩擦を起こすことで痛みが生じる怪我です。膝がO脚の人や、足関節が回外足など下肢のアライメント不良、また発育期で骨の成長に筋・筋膜の成長が追いつかず、筋・筋膜の緊張が強い人にも症状が出やすいとされています。

(治療例)
1、 腫れ・痛みの解消
膝外側(靭帯の付着部)に圧痛・腫れがあり、患部に対して消炎鎮痛が高い電気療法、腫れを抑えるため、アイシングをした。
炎症が軽減したら、太もも〜股関節周囲のストレッチ指導

2、 歪みの修正
膝外反 足回外足

3、 筋肉などの強化
膝の捻れを修正するために、ハムストリングス
足の回外足を修正のために、腓骨筋のトレーニング

4、 メンテナンス
筋肉の柔軟性や歪みがなく、関節がスムーズに動けるように電気療法、運動療法を進めていく。