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2019.02.03

猛威”インフルエンザ”

院長の田中です。

私事ではありますが、先週の半ばから”インフルエンザ”に罹患し(娘からもらってしまいました。)しばらくお休みを頂戴しておりました。
患者さん始め様々な方にご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ございませんでした。
もうすっかり元気になりましたので、皆様のご来院を心よりお待ちしております。

さて、猛威を振るっている”インフルエンザ”ですが皆さんはどのような対策をされてますか??
罹患した私が言うのも烏滸がましいですが常日頃現場で選手に言い聞かしている予防法をお伝えします!

「1、手洗い、手指の消毒」
インフルエンザウイルスの侵入経路は殆どが手や顔に付着しているものが多いようです。
お子さんは(私の子供もそうですが)特に鼻や口などをむやみやたらに触ったり、舐め回してしまいます。
大人の方も、鼻をほじったり、歯に挟まったものをむしったりしがちですよね、、、、、。
手に付着したウイルスの侵入を防ぐためには鼻、口などをむやみに触らない事!
感染症の基本となる手洗い、手指の消毒が非常に大切となります。

「2、部屋の加湿」
今年の1月は降水量が非常に少なくカラカラ状態が続いています。
人間の呼吸器は腺毛という産毛のようなものがありこの腺毛が常に潤っている事が非常に大切です。
乾燥状態にあるとウイルスが付着しやすく風邪や”インフルエンザ”などにかかりやすくなると言えます。
多くの方が、空気清浄機などを使い室内を綺麗に保とうとされていると思いますがウイルス自体は空気中に浮遊している状態よりも、
壁や取手など人がよく触る場所に付着している事が大半のようです。
なので、空気清浄機を回して室内の空気を綺麗にするよりも、加湿器を回して湿度をあげることの方が予防に繋がります!
中には、
・夜のうちに洗濯物を部屋干しして室内を加湿する方
・枕元にタライに入れた浴槽のお湯を置いて就寝中の加湿をしている方
・マスクを装着しながら就寝する方
など加湿の方法は様々あると思います。我が家もリビングと寝室は加湿器が毎日フル稼働しています。

「3、部屋に掃除、消毒」
先ほどもあげましたが”インフルエンザ”ウイルスは室内に浮遊しているのではなく手や顔、壁や取手などに付着しているものが大半です。
お子さんがいる家庭では、お子さんがよく触る場所や物などをしっかりと除菌シートなどで拭き取る事が大切です。
(考えると気が遠くなりますが私はこれを怠り、娘の介抱をしている間に移ってしましました)
トイレの取手やリモコンなど毎日何気なく触っているものが落とし穴と言えます。
面倒ではありますが、ゴルフ場のトイレで洗面台の水を拭き取るようにちょっとした一手間を加える事が予防に繋がります。

今日から直ぐにでも実践してみて下さい!
(来院された患者様には直接お伝えさせて頂きましたが)

1月も終わり2月に入りますが、2月になると今度はインフルエンザの流行もB型へと変わっていきます。
A型にもB型にも両方かかってしまうような方もいますのでまだまだ気が抜けませんね。

長々と、説明しましたが是非実践してみて下さい。