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2019.01.27

第67回日大スポーツ医学勉強会に参加してきました!

こんにちは!ミナミです!

先日、診療後に総院長と「第67回 日大スポーツ医学勉強会」に参加してきました!
今回は「運動器エコーとファシア(fascia)の位置づけ」というテーマで小林先生、木村先生がご講演してくださいました。

小林先生のお話は、日頃の施術において「ことばの使い方」を今一度考え直すキッカケとなる内容でした。
特に印象に残ったワードは、『解剖(どこが)は正確に、病態(どうなっているか)は一般用語』とおっしゃっていました。
患者さんに現状を説明する際、図を見ながらお話することで解剖を目で見て理解でき、病態は噛み砕いて説明できると、より分かりやすいですよね!
まだまだ施術も未熟者の私ですが、患者さんに分かりやすい説明ができる治療家になりたいです。

木村先生はエコーを当てながら薬液を注入してリリースをする、『エコーガイド下fasciaリリース』の症例映像と共に解説をしてくださりました。
当院の手指を使ってリリースをする方法とは異なりますが、組織の間に薬液を注入することで「癒着している組織の滑走性を促す」という点では共通していると感じました。
実際にエコーで見ながら白く映っている部位(癒着している部位)を注射でリリースしている映像を見ましたが、手指では届きずらい深部のリリースも驚くくらい一瞬でした!

私はエコーというと産婦人科疾患や内科的疾患の検査に使用されるイメージが強かったのですが、運動器疾患に対しての検査や治療、研究が国内だけでなく世界的にとても進んでいる事に驚きました。

常に治療器具や治療方針が更新されていく世の中なので、当院の宣誓にもあるように「常にチャレンジし、新しい発見」をして皆様により良いものを提供していきますのでご期待ください!