肩の痛み|調布市柴崎 きくのだい鍼灸整骨院

きくのだい鍼灸整骨院
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  • 〈月・火・木・金〉20:30まで
    〈土〉18:00まで
    〈休診日〉水曜・日曜・祝日

部位別の治療

肩の痛み

肩の痛み

●四十肩/五十肩
(病態) 四十肩/五十肩とは、40歳以降に発症し、姿勢不良や肩周囲の筋力低下などにより、肩関節の疼痛と運動制限を発症する疾患です。症状が進行すると、肩関節の動きが悪くなり、肩関節拘縮が起こり、ちょっとした動作で痛みが現れます。 原因としては、肩峰下滑液包炎、石灰沈着性炎、腱板炎および腱板断裂、関節包炎、上腕二頭筋腱炎などがあります。

<症例1>
男性 58歳 会社員 趣味 ゴルフ
主訴:近医でステロイド・ヒアルロン酸注射を計5回注射したが左肩関節前方周囲の痛みが変わらず当院来院。
検査:肩関節屈曲MMT2、肩関節外旋MMT 2、ヤーガソンテスト(+)、ペインフルアークテスト約80度で (+)

①主訴に対する治療計画
→疼痛部位に対して超音波・Waddit・鍼通電療法

②痛みの原因に対する治療計画
→上腕骨内旋拘縮の改善
→肩関節屈曲・水平屈曲・外転・外旋可動域の獲得、
→下位胸郭拡張不全の改善

①主訴に対する治療の実際
→温熱療法を目的に左肩関節前面へ超音波を固定照射
→肩関節前面〜上腕二頭筋・三頭筋・棘上筋の血流改善、筋緊張改善目的にWaddit物理療法で中周波治療
→疼痛緩和目的で鍼通電療法

②痛みの原因に対する治療の実際
上腕骨内旋拘縮に対して
→上腕骨が内旋し常に肩関節前面が拘縮していた。肩関節前面周囲を組織間リリースと温熱療法を目的に超音波、筋緊張緩和目的にwaddit物理療法を行い内旋拘縮を解消。

肩関節屈曲
→内旋拘縮が解消されると屈曲動作は以前よりスムーズに行えるようになったが、上腕二頭筋と大胸筋移行部の疼痛が残存していたため疼痛緩和のために鍼通電療法を約5回程行った。さらに広背筋/前鋸筋の滑走不全が改善されると肩関節屈曲約180度を獲得できた。

水平屈曲
→水平屈曲した際に上腕後方でつっぱり感があったが、上腕後部・肩関節後方を組織間リリースしたことで水平屈曲可動域を獲得した。

肩関節外転
→肩関節後方・腋窩〜広背筋を組織間リリースすることで外転約120度は獲得できたが、かなり腋窩の拘縮が強く時間がかかった。

肩関節外旋
→肩関節外旋制限に対しては 2ndポジションを取れない程、関節周囲が拘縮していた。外旋拘縮を改善するために棘上筋・肩峰下滑液包・小円筋の組織間リリースを行ったが外旋しようとすると上腕二頭筋と大胸筋移行部に痛みが走ったので疼痛緩和目的で鍼通電療法を行った。最終的には、2ndポジションを保持して痛みなく外旋可動域を獲得できた。

下位胸郭拡張不全
→下位胸郭に関してはリアラインコアで横径の拡張を促し、胸椎を伸展するようアプローチした。

セルフケア
→自宅では可動域維持のストレッチ・5kgのダンベルでコッドマン体操・棒体操をやってもらった。

週1回の施術を数十回継続した。
疼痛が消失し可動域制限を改善できたため治癒とした。


●肩腱板損傷
(病態) 腱板損傷は1回の外力で発症するものと、腱板脆弱部に繰り返し張力がかかり、変性が進行し、断裂・損傷する疾患です。腱板損傷は痛みが強く、夜寝ているときに痛みで起きてしまうことがあります。また、自力では腕が挙げられず、 支えられた手を離すと上腕が落ちてしまうこともあります。


●肩インピンジメント症候群
(病態) インピンジメント症候群は肩を挙げて行くときにある角度で痛みや引っ掛かりを生じ、腕をあげることが出来なくなる症状の総称です。投球動作に代表される肩を回す運動をする選手に多く見られます。上腕を挙げた時に上腕骨と肩峰の間に腱板の一部や肩峰下滑液包などが挟み込まれる状態が続くと、慢性的な炎症がおき、腱板の部分断裂や肩峰下の骨棘が形成され痛みがなかなか取れない状態が続くことがあります。


●肩こり
(病態) 肩こりとは首すじや首のつけ根、肩または背中にかけて張ったり痛みをなど感じ、頭痛や吐き気を伴うことがあります。原因は、姿勢不良(円背、前かがみ)、運動不足、精神的なストレス、デスクワーク、ショルダーバック、冷房などが考えられます。正しい姿勢を心がけ、適度な運動と体を温めることが大切です。
<症例1>
男性 24歳会社員(デスクワーク業務が多い)
主訴:頸部〜肩関節にかけての可動域制限や倦怠感
検査:猫背(円背)、肩内旋位
湾曲の異常 頚椎 前弯消失(ストレートネック)
胸椎→後弯増大(円背姿勢)
頸部〜肩周囲の筋緊張が著明
肩関節挙上時 肘伸展制限 外方偏位 骨頭前方偏位
胸郭 伸展制限
肩甲骨下角外方偏移肩甲骨間部 筋力低下

①主訴に対する治療計画
→電気療法によって頸部から肩関節(後方)/胸腰部の筋緊張緩和肩関節・肩甲骨の可動域を改善する
②痛みの原因に対する治療計画
→円背・肩甲骨外転を解消する
→良姿勢獲得のためのセルフケアを学習する

①主訴に対する治療の実際
→筋緊張のある頸部/肩関節/肩甲骨/胸腰部にかけて干渉治療
→頸部僧帽部滑走不全を解消することで頸部可動域の改善
→肩周囲の滑走不全を解消することで肩関節可動域の改善
②主訴に対する治療の実際
→下位胸郭を拡張させるために季肋部の滑走不全の解消
→前胸部・上腕二頭筋などの組織間リリースを行うことで肩関節マルアライメントの解消
→リアラインコアを使用し胸郭を中心としたエクササイズを行う
→腹筋群・大胸筋のストレッチ指導

凝り症状が軽減したので終了とした。


●リトルリーグショルダー
(病態)10~15歳(成長期)の少年野球の投手に多く見られる上腕骨近位骨端線離開(疲労骨折)です。内反変形を残すこともあります。小学校高学年から中学校の野球少年が肩の痛みを訴える場合、第1に考えるべき損傷です。


●肩鎖関節捻挫
(病態)肩鎖関節とは、鎖骨と肩甲骨からなる関節です。日常生活では、自転車事故や転倒・転落、スポーツでは、ラグビーや柔道等のコンタクトスポーツによる肩の外側を強く打ち付けることにより受傷します。


●翼上肩甲
(病態)翼状肩甲とは、肩甲骨の内側縁あるいは下角が胸郭から後方へ浮き上がった状態のことです。天使の翼や鳥の翼のように見えるためこのように呼ばれます。この状態は、前鋸筋など肩甲骨の運動に作用する筋群の筋力低下と関連することが多いです。


●肩関節脱臼
(病態)肩関節脱臼はスポーツや肩から転倒などをきっかけとして発症することが多く、一度経験したことで何度も繰り返し脱臼することがあります。


●上腕二頭筋長頭腱炎
(病態)上腕二頭筋長頭腱炎は結節間溝という骨の溝の中で摩擦を受けやすい状態にあります。
重労働やスポーツによる使えすぎや元々肩関節の不安定性を有している場合に、腱周囲に炎症が生じ、痛みの原因となることがあります。

<症例1>
女性50歳会社員
主訴:肩関節(前方)に痛み・荷物を持つと痛みが著明
重い荷物を運んでいる際体勢不良になり、地面に手掌をつき肩関節が過伸展強制され負傷した。
検査:肩関節屈曲90度、伸展30度
上腕二頭筋ストレッチテスト陽性
結髪・結滞動作陽性

①主訴に対する治療計画
→肩関節の腫脹・疼痛に対してアイシング・電気療法にて疼痛緩和を行う。

②痛みの原因に対する治療計画
→正常な肩関節可動域を獲得する。

①主訴に対する治療の実際
→疼痛部位に対して、アイシング・低周波治療を行った。
→筋性防御による筋緊張部位に対して、干渉波治療・ストレッチを行った。

②痛みの原因に対する治療の実際
→肩関節屈曲可動域改善のために、三角筋/大胸筋/小胸筋の滑走不全を解消。
→肩関節伸展可動域改善のために、上腕二頭筋(長頭・短頭)の滑走不全を解消。

痛みはなくなったが、筋の張りが残存しているので、胸郭・肩関節のマルアライメント修正が必要であることから、継続した治療を行っている。

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